英語教師のつぶやき。

英語を学び、英語を教える日々。気が付いたこと、気になったことを綴ります。

New Year Resolution

新年明けましておめでとうございます。

 

今年、着手したいこと

・多読を取り入れる

・3年後のゴールを見据えたバックワードデザインによるCan-Doリスト活用

・ルーブリックによるパフォーマンス評価

・惰性や慣性を排した効果的な考査の出題研究

 

、、、

色々あるはずなのに、突き詰めたら、この4点

 

ライティングの指導法なども改めて学び、取り入れたいし、ディベートやディスカッションも「とりあえずやる」ではなく、必要なスキルを段階的に取り入れてからやりたい

 

そういうものを全てCan-Doリストに反映させて、リストの各項目を念頭に授業の活動を考える

海外大学進学という選択肢

マレーシアの大学に進学した卒業生が、顔を出してくれました。2時間ほどの滞在の間に話したことは、授業で教わったミクロとマクロのこと、essayの書き方とPersuasive essayの課題、デフレに関するグループレポート、同じ分野のライバル企業を比較するレポート課題のこと、授業のディスカッションでLGBTのissueに関してあまり知らないことに気がついたこと、イギリスの銀行の女性CEOの講演を聞きに行って講演内容は面白かったけどaudienceの大半がビジネスピープルで質疑応答は全く理解できず、「くそーっ」と思ったこと、来年の予定(ルワンダチェコに行く)、市内にあるモスクの話、マレーシアでイベントを企画していて今、企画書を書いていること、出発前に他県の大学生と立ち上げた国内のグループでの企画の話、それに関連して明日、市内の子ども食堂を見学に行くこと、などなど

海外への進学を志してからの情報収集、最終的にマレーシアに決めるまで、思い立ったら即行動、でも迷ったら即相談、何か進展したら即報告してくれる子で、全て自分で進めてきました

でも、いざマレーシアに行く前は不安からか「パニックです!」と言って会いにきてポロポロ泣くのを、「大丈夫!行ったら絶対あなたは楽しくやれるから!」と太鼓判を8回ぐらい押して送り出しました

単に行動力があると一言でdescribeするには少し違う。元々は内気。でも好奇心旺盛、興味を持ったり、すごい!と思った人にはすぐコンタクトを取るし、フットワーク軽く会いに行く。そうして会いに行った人からまた影響を受け、さらに興味のフィールドを広げるけれど、自分がやりたいこと、面白いと思うことをはっきりと知っていて、ブレることはない

そもそも彼女はこういう生徒なんだけど

ふと思う。国内の大学に進学した卒業生が会いにきてくれて話すとき、こんなに2時間も授業の話をすることってあまりないかもしれない

彼女だから、なのかもしれないし、彼女に限らず海外進学を選択する生徒はかなり目的意識がはっきりしているから、なのかもしれない
もしくは、世界中から多様なバックグラウンドの生徒を受け入れる大学はシビアに評価されるから、概して授業の質は高く、より具体的な学びがあるのかもしれない

 

意欲的に学ぶ彼女は一学期の成績全科目AとA+で、このままの成績が維持できれば来年度から3年間の学費が免除になって、日本円で4〜5万円程度の生活費だけで済みそうとのこと

 

先日学校に営業に来た海外進学斡旋エージェントの言葉でもあるが、海外進学が上、というのではなく、国立大学、私立大学、そして海外進学という選択肢の一つとして考え始める彼女のような生徒が増えたら、漫然と進学を考えている生徒にとっても、大学に行く意味を考える一つのきっかけになるかもしれない

彼女は高校時代にアメリカに一年留学した。そのきっかけは、当時勤めていた講師の先生から、海外生活の経験談などを聞いたこと

帰国後、3年進級当初は、途上国の支援に携わりたいからと漠然と看護学部を考えていた。しかし、柳井奨学金の案内を見たこと、そして私が授業でhigher  educationというフレーズに絡めて世界の高等教育の変化としてミネルバ大学、University of the people、MOOCでの学びなどを話した時に「そうか、日本の大学→留学でなくてもいいんだ」と思ったらしい

 

私たちが話すことの大半は聞き流されても、方向性がマッチする生徒のアンテナに引っかかることがある。アンテナが反応して好奇心が動いた生徒は、どんどん自分で動き出す

彼女のように。

 

目の前の生徒たちは可能性の塊

 

そして私は彼女から聞いたessayの授業内容が、先日オンラインで学んだことと同じだったので、グローバルスタンダードなライティングの指導の仕方を学ぼうと改めて決心。

2020年 取りかかりたいことがいっぱい

「日本人の9割に英語はいらない」という本がある。確かに必要な人が必要に迫られて学べばいい話なのかもしれない

しかしそれが事実だとしても、私たちが今やっているやり方を批判的な目で見返すことなく漫然と続けていったのでいい、ということにはならない

未来がどうとでも変えられる高校生のうちに、多様なチャンネルから情報収集ができる

いざ必要!となった時に、何をどう学べばいいか分かっている

その状態に到達させてあげることが次の3年間の目標

目標の言語化可視化

ここ数年、手帳に書いた目標は叶っています。目標を言語化可視化することは大事。人間は毎日膨大な数の選択を行いながら暮らしている。目標を文字に書いて普段よく目につくようにしておくと、その目標と一致するような行動を脳が選択するのだと聞いたことがあります。こういう疑似科学っぽいライフハックはevidence-basedじゃないんだろうけど、それで自分の意識が少しでも向上するなら、ま、いいかなと思って、かなり恣意的に選択的に信じています😅

 

英語は言語だから聞いて話すことが大事。この冬休み、「聞くこと」や音読にもたくさん取り組みましょう!と呼びかける時には、どうやって何を使ってどれくらい取り組めばいいのか、とか、そういうことに取り組んでこういうことができるようになった人のモデルケースなど、取り組むためのヒントやmotivation boosterとなる情報もあるといい。

逆にそういう情報量よりも、冬休みの課題や補習、冬休み明けの模試についての情報量の方が圧倒的に多かったら、その教員が持っている「何のために英語をやるのか」に対する本当の答えが透けて見え、言葉にしなくてもしっかり伝わってしまう。

「英語の勉強の主目的は模試の偏差値を上げるため。使えるようになる必要はない」→裏返せば「あなたたちが英語を使えるようになるとは思ってない」っていうメッセージだったりする。

 

だから、時には、自分が持っている目標や理想をしっかりと言語化して意識しましょう、というお話でした。

何のために英語を教えるのか。

人それぞれだろうけど、私は

・英語が「読んで分かる」「聞いて分かる」「書ける」「話せる」ことによって広がる世界と可能性を知ってほしい

→それがキャリアに直結するものであれ、趣味の世界であれ、自分の視野を広げるものであれ、世界の中で本当に限られた人しか使っていない日本語だけで情報収集するよりも確実に物の見え方が多角的になり、考え方が柔軟に、豊かになる。そして、世界の多くの非ネイティブスピーカーが英語でそれらをスムーズにこなす今、これらは「できた方が絶対いいよ」ではなく、すでに「できないとヤバイよ」レベルのマストアイテムになっている。

→入試改革によって浮き彫りにされた地域格差、学校格差。社会のシステムは変えられなくても、英語はそれらと「個人」が戦う時の武器になる。地方では私立中学という選択肢があまりない。中学時代の成績で「輪切り」にされ、それぞれの成績に見合う公立高校に進学する。世の中に溢れるキャリアパスの成功例を見ても、地域の三番手、四番手校に通う生徒は、「あんなのはトップ校の生徒の話、自分たちには用意されていない未来」だと感じる。でも、昨今は学校の生き残りをかけて、地域やビジネスと連携して面白い活動をしている実業高校も多い。どこか一つ、興味とスキルがマッチする尖った部分を持つ生徒が英語が使えたら、、、

海外の学校とコラボする、短期で外に出て学ぶ、ネットで学んで修了証を取る、色んな可能性が開けるし、海外大学進学や留学という形で必ずしも海外に出なくても、それを国内でも評価してもらえて結果的にトップ校の生徒が羨むような進学やキャリアパスが可能になることだってあるだろう。

 

来年度は多分一年生の担当。今、3年間のゴールやそこからのバックワードデザインで、どの時期にどんなスキルに焦点を当ててどんな活動でそのスキルを磨けば、卒業する時の英語力の目標が達成できるかを真剣に考えてる。

 

そのために一度きちんと自分の理想を言語化可視化。

Resilience at workplace

Deakin University提供の二週間のオンライン講座 "Professional Resilience : Building Skills to Thrive" 受講中。resilienceもしくはbeing resilientとは一般的に、bouncing back in the face of adversityと定義されることが多いが、最近の研究では、resilienceをan everyday experience and a capacity to be more generative not only in times of crisis, but also when things are going wellと定義することもあるそう。adaptability, flexibilityがカギ。

 

他の受講生の書き込みで、7Cs of resilience というのも知った。competence, confidence, connection, character, contribution, coping, そしてcontrol 

 

Understand what you can or can't control. Focus on what you can control.

 

好きな言葉

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専門家から学ぶ。

夕食後のFBサーフィンでふと見つけたオンライン動画配信で、スピーキングの学び方について、お話を聞いてきました。

 

お話しされていたポイントは、意識していなかったわけではないけれど、改めて専門家のワーディングによって言語化されると、なんとなく感じていたことをどうやって日常のteaching contextに落とし込めばいいかを考えるための取っ掛かりが見えて、やっぱり目から鱗

 

講師の方も繰り返し言われていた言葉で

私も常々思ってることが

 

何かを学びたい、変えたい、アップデートしたいと思った時は、先を行っている人から学ばないといけない

 

それが結局、1番の近道だし

何より、目から鱗の感覚は、いつ味わっても

面白い

 

Live as if you were to die tomorrow

Learn as if you were to live forever

 

進歩を感じられると続けられる

先日、英語指導者対象のワークショップに参加した。学校の教員は他に私立の男子中高一貫校の先生がお一人。あとは、ご自分で英語教室を開いている方がほとんどで、皆さん、英語がかなり達者!

カジュアルなトピックの英会話だけでなく、社会的なテーマのディスカッションも、考え考え話すのではなく、レスポンスが素早い。そして伝わればいいや、の、ブロークンではなく、正確。

そんな中、私の自己評価は「並」

飛び抜けてこなすことはできなくても、出席者全体の中で、平均値的にはこなせた手応えあり

3月に別のセミナーに参加した時は、自分でもびっくりするぐらい英語が出てこなくて、サボってたツケが出た💧と焦ったのですが回復してよかったよかった

この変化の原因として思い当たるのは、NHK実践ビジネス英語講座。8月からアプリでほぼ毎日、とはいかなくてもとりあえず続けている

NHKの講座は昔はなかなか時間が合わせられなくて挫折

CDを買うようにしたら、いつでも聴ける油断から挫折

現在のアプリ上で聞くやり方は、好きな時に聴けるけど、前の一週間分しか聴けないので、その週の中で何とか終わらせようと頑張れる

上に書いた昔の挫折の原因の真ん中にスポッと入る解決法のお陰で、人生で初めてNHKの語学講座、継続できています

実践ビジネス英語は単語のレベル高いし、文構造もバラエティに富んでるから、知らず知らず社会的なトピックを語る時にふさわしい語彙と文構造を駆使して話す力が伸びているのかもしれません

そして成果が感じられると、ますますやる気になる

今週、忙しくて、睡眠時間確保のために、ほとんどできてないから、この週末は久々にできます😊

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