英語教師のつぶやき。

英語を学び、英語を教える日々。気が付いたこと、気になったことを綴ります。

Padletを使ったジグソーリーディング

今年度新規採用の先生方が、他校に赴き、他校の生徒を相手に研究授業をするという研修があります。今年、私の学校が英語の新採さんを引き受けることになり、その第一回目がありました。自分の授業も見せ、新採さんの授業も見せてもらいました。

 

自分の授業、三年生のこの時期は長文読解演習。それをPadletを利用したジグソーリーディングで行いました。Expert Groupで割り当てられた一段落を読み解き、それが本文全体のどの位置に来るか考え、Padlet上にメモを取り、各Expert Groupから一人ずつ集まって形成したHome Groupでメモを元にreportする。お互いのレポートを基にストーリー全体を構築する。そして内容に関する質問に答えるタスク活動。

 

ジグソーリーディングをPadletでするのは最近のお気に入りです。メモをセンテンスで書いてしまうと、Home Groupのスピーキング活動がセンテンスを読み上げるリーディングになってしまうけど、Padletだと一つのメモが長くなるのを防げる、Home Groupでお互いのメモを共有できるので聴きながら理解がしやすい、さらにその後のタスク活動でやり取りが生まれやすい。

 

そして、今回新たに発見したPadletを使うメリット。生徒がどんどん自分で工夫する。手書きでメモを取るより、工夫と加工が手軽。

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第一の実験で74人の学生が3つのグループに分けられるのだけど、そのカテゴリーに色をつけて、分かりやすくしています

 

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絵文字で済ます。絵文字や記号を見ながら英語を即興的にreproduce。目指したかった形です。

 

タブレットは学校にひとクラス分しかなく、一元管理しているところから運ぶ手間なども面倒くさいのですが、近々学校にもWiFiが付くので、授業時に生徒個人のスマホの利用が認められれば、スマホで手軽にできるようになる、はず、、、Padletはあらかじめ掲示板を作っておいて、QRコードをダウンロードしておけば、授業時、秒で掲示板に到達できるので、便利。

 

メモを打つのが面倒くさければ音声入力すれば早いし、単語発音練習も兼ねれる。生徒は自分の発音を正しく認識されると嬉しい😃

 

教えあいながら難し目の英文を読み解き、メモを基にして概要を伝えて、お互いに質問し、全体像を把握する活動➕受験生に持って帰ってもらう知識のお土産は、何かの研究を紹介する文章によく見られる骨組み。

 

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〜izeの単語 その二

通勤車中リスニングで使われてたのは

 

contextualize 

conceptualize 

marginalize  

 

-izeの単語が使われている文脈をきちんと理解できると、一段英語力が上がった気になる。自分のスピーキングやライティングで適切に使えるとなおさら

 

-izeの単語が好きな理由はそんなところにあるのかも

 

〜izeの単語

-izeで終わる単語が大好きです。「〜化する」「〜なものにする」のイメージで説明してきたけど、ウィズダムの説明はこんな感じ。

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「〜で処理する」も、なるほど頷けます。realizeやcriticize、summarizeなどの基本動詞も仲間ですよね

世の中もしくは頭の中においてrealなものにする→realize 実現する 実感する

 

Americanize westernize globalize Africanize 

democratize politicize polarize nationalize privatize publicize prioritize denuclearize criminalize decriminalize legalize revitalize

commercialize socialize sexualize victimize traumatize materialize weaponize 

 

-時代の変化に伴って新しい単語ができたり、それまでもあった単語に新たな意味が加わったり、英語(に限りませんが)という言葉の面白さが感じられます

 

 

知らない単語は聞こえない。

朝、国連ニュースの通勤車中リスニング

タイトルはPaddling hard for a Global Oceans Treaty

 

Some of the *** are actually responsible for producing more than 50 % of the oxygen that we breathe on the land. People normally think it’s only trees that produce oxygen but...と続くんだけど、※の部分が分からず

 

理系クラスの授業で尋ねる。海のもので、こんなに酸素作ってくれてるの、なに?発音はallergyとAussieを混ぜた感じ、、と、男子生徒が電子辞書片手に、「先生、これじゃないですか?」

 

algae  藻?確かに‼️勉強になりました。つくづく、知らない単語は聞こえない。

http://rssr.link/rIgt

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place mat

NHKラジオ講座「英会話タイムトライアル」

タイミングよく返せると会話が上手くなった気になります

この手法、授業でも使えるかも、と思い、時々聞いて研究

 

ランチョンマットはplace matという方が自然、とのこと。初めて知りました。

 

そしてラウンド2をする前の一言

This is your chance to do a little better than before.

生徒への声かけに使えますね

Podcast Listening

通勤は車。往復二時間かかります。

が、毎日二時間のリスニング時間が確保されるということでもあります🤗

 

よく聞くラインアップはこんな感じ

 

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国連ニュースは国連英検受験の時に役立ちました。面接で、「あなたが思う、一番機能している国連機関と反対に一番機能していない国連機関は?」と問われ、このPodcastで聞いたことがあった、ブロックチェーン技術を難民キャンプでの登録に活用して確実に支援が行き届くようなプロジェクトの例を出して、WFPのことを答えることができました。

 

通勤車中のPodcast、おススメです。

採点者のミス

「模試で減点されたところの説明をしてほしい」と、先日返却された某社の模試を持って、生徒がやってきました。返却された答案からは、どこで引かれているかは分かっても、なぜ引かれているか、どう書けばよかったかまでは分からない。模試答案が返却されて、自分で見直す生徒は多くても、さらにまだ疑問が残る点を解明しにくる生徒は少ないので、殊勝な心がけです

しかし、、、あら?

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「日本は西暦と元号と両方使っているが、これに対してどう思うか」というタイムリーな出題

I have no difficulty living and using...と書いている部分、difficultyとlivingの間に、「何かが抜けてますよ」を表す添削記号があります

これはもしかして、inがないことで減点してるのでしょうか、、、

have difficulty( trouble ) in 〜ing  「〜するのに苦労する」。この表現で、inはあってもなくてもいいはずですが、、

 

30年前、自分が高校生の時は、arriveにはatじゃないと❌にされてたし、前述の表現やspendを使った表現も、in 〜ingが後に続かないと❌でした

 

しかし、自分が教え始めてみると、arriveにはin➕地名の形もよく使われるし、onもあるし、さらには今までに2回だけですが、arrive to〜がイギリスの報道の中で使われてるのを見ました

 

spendの後ろのinも省略可能だし、どちらかというと省略される形を目にすることの方が多い気がします

 

30年前とは英語の使い方が若干違ってきたということなのか、それとも、当時は教科書や問題集以外の英語に、日常的に手軽に触れる機会がネットのある現代に比べると格段に少なかったから、先生方ご自身も教科書にある言い方しかないと思われていたのか

 

どちらであるかは分かりませんが、少なくとも今は、上に挙げた表現については、教科書等でも、arrive inのパターン、in 〜ingのinが省略されたパターンが普通に出てきます

 

生徒たちは、このinはあってもなくても構わないときちんと知っています

 

学生バイトさんによる採点なのでしょうか?どちらにしても、辞書を引いて頂ければ、大抵の辞書にはinが()で括られていて、省略可能と分かるようになっています。この採点者の方は、もしかしたら、ご自分が習ったことに自信があって、辞書を調べようと思いつかなかったのかもしれませんね

 

もしそうであるならば、日頃から日常的に、教科書参考書以外の英語に触れることをオススメします。そうすると、inがない用例にも出会い、知識をアップデートできたはず。

 

学生バイトであろうと社内の採点専門スタッフであろうと、英語の知識でお金を貰うのであれば、継続的な自己研鑽は義務だと思ってないとダメですね

 

当然、私たち教師も。